イーサリアムとその仕組み

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公開済 Mar 18, 2020更新済 May 7, 2025
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要点

  • イーサリアムはブロックチェーン技術を基盤としたオープンソースのプラットフォームである。スマートコントラクトとdAppに対応し、幅広い商品やサービスを開発できる。

  • イーサ(ETH)は、イーサリアムのネイティブ暗号資産である。2015年にローンチされ、時価総額で世界2位の暗号資産となっている。

  • イーサリアムは当初、ビットコインと同様にプルーフ・オブ・ワーク(PoW)と呼ばれるコンセンサスメカニズム(合意形成の仕組み)を採用していた。しかし、2022年にプルーフ・オブ・ステーク(PoS)に移行し、エネルギー効率とスケーラビリティを向上させた。

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イーサリアムとは

イーサリアムは、2014年にプログラマーのVitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏によって構想された、ブロックチェーン技術を基盤とした分散型オープンソースプラットフォームです。主にデジタル資産の送信を目的とするビットコインとは異なり、イーサリアムはゲームや金融商品、デジタルアートコレクションなど、あらゆる種類のアプリケーションやサービスを構築できるように設計されています。

イーサリアムのネイティブ暗号資産であるイーサ(ETH)は、2025年5月時点で時価総額2,200億ドルを誇り、ビットコインに次ぐ世界第2位の暗号資産となっています。

イーサリアムとビットコインの主な違い

イーサリアムとビットコインはどちらもデジタル通貨の送信を可能にするプラットフォームですが、イーサリアムの特徴はその用途の幅広さにあります。イーサリアムは、特定の条件が満たされると自動的にコンピュータプログラムを実行する「スマートコントラクト」を実装するプラットフォームです。ここからは、イーサリアムとビットコインの主な違いについて説明します。

1. 起源と目的

ビットコインは2009年にサトシ・ナカモトによって発表され、主に従来の通貨に代わるデジタル通貨として考案されました。ビットコインは、政府の干渉やインフレに影響されない分散型の通貨として構想され、交換手段や価値の保存手段として機能し、さらに一部の場合では価値の尺度(計算単位)としても用いられています。

一方、イーサリアムは、2014年にヴィタリック・ブテリン氏によって、より広い視野を持って誕生しました。イーサリアムには独自の暗号資産であるイーサ(ETH)がありますが、その目的はトランザクションの円滑化だけにとどまりません。スマートコントラクトや分散型アプリケーション(dApp)を構築・実装できるプラットフォームとして設計されています。

2. スマートコントラクトとdApp

ビットコインでも限定的なスマートコントラクト機能が用意されていますが、イーサリアムでは多様なアプリケーションで利用できる柔軟かつ汎用な設計になっており、プログラム可能なトランザクションや通貨送金以外の多彩な用途が実現されています。

3. トークノミクス

ビットコインは最大発行枚数が2100万枚と上限が設定されており、この希少性が価値の根幹をなしています。対照的に、イーサリアムには厳密な供給上限は設けられていません。

要約すると、ビットコインとイーサリアムはどちらもブロックチェーン技術を活用していますが、対象とする領域が異なります。ビットコインはお金の概念や使用方法を変革することを目指し、イーサリアムは分散型環境でアプリケーションや合意形成の仕組みを変革しようとしています。

イーサリアムの仕組み

イーサリアムはやや複雑ですが、ブロックチェーン、スマートコントラクト、イーサリアム仮想マシン(EVM)という特別なコンピューター、取引の合意形成の仕組み、ネットワーク利用時の手数料(ガス代)など、主な要素に分けられます。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

イーサリアムブロックチェーン

ブロックチェーンは、イーサリアム上で発生するすべての出来事を記録する公開日記のようなものです。ブロックチェーンは、ノードと呼ばれる無数のコンピューターに保存され、これらのノードが連携して正確性を維持しています。ETHの送金やアプリの利用など、すべてのトランザクションは「ブロック」という単位にまとめられます。これらのブロックが連結して鎖(チェーン)を形成するため、「ブロックチェーン」と呼ばれています。

ブロックチェーンは共有され公開されているため、誰でも何が起こっているか確認できます。また、不正や記録の改ざんが困難で、安全に設計されています。イーサリアムはMerkle-Patricia Trie(マークル・パトリシア・ツリー)という特殊なデータ構造を使い、各ユーザーのETHの残高を管理しています。

スマートコントラクト

スマートコントラクトは、イーサリアムの代表的な機能の一つです。管理者なしに自動的に実行される、契約のようなものです。例えば、デジタルアイテムを購入するためにスマートコントラクトに送金すると、アイテムは買い手に、決済代金は売り手に自動的に送られます。また、ETHが送信されるたびに自動的にメッセージを送信するスマートコントラクトも存在します。

Hello Worldコントラクト

スマートコントラクトは、何年も前にNick Szabo(ニック・サボ)氏によって考案されました。イーサリアムでは、Solidity(ソリディティ)というプログラミング言語で書かれています。スマートコントラクトは、お金の貸し借り、デジタルアートの取引、グループでの投票など、さまざまなアプリで利用されています。利便性が非常に高いものの、ミスを防ぐために慎重なコーディングが求められます。

イーサリアム仮想マシン(EVM)

イーサリアム仮想マシン(EVM)は、イーサリアムの頭脳のような存在で、ネットワーク上のすべてのノードで構成される仮想コンピューターです。スマートコントラクトやアプリが実行されると、EVMがそのコードを処理します。これにより、イーサリアムは単なる送金だけでなく、複雑な処理にも対応できます。

EVMの実行には、ネットワークの運用を支えるユーザーに支払われる、ガス代と呼ばれる手数料が必要です。開発者は、ガス代が高くならないようにスマートコントラクトを最適化する必要があります。

イーサリアムのトランザクション合意の仕組み

イーサリアムは、どのトランザクションを有効にすべきかなど、ネットワーク上のすべてのコンピューターが合意する必要があります。イーサリアムは当初、ビットコインと同様にプルーフ・オブ・ワーク(PoW)というコンセンサスメカニズムを採用していました。しかし、2022年のイーサリアム2.0アップグレードにより、ネットワークはプルーフ・オブ・ステーク(PoS)に移行しました。

PoSでは、マイナーの代わりにバリデーターが、ステーキング(担保としてロックすること)した暗号資産の量に基づいて、ブロックの作成と検証を担当します。ETHをステーキングすることでネットワーク運営に参加し、正しく役割を果たせば報酬を得られ、不正を行うと預けたETHを失う仕組みになっています。この新しい方式により、スケーラビリティ(処理能力)とエネルギー効率が向上しました。

PoSは、BNB Chainソラナカルダノなど多くのブロックチェーンでも採用されている、2番目に普及しているコンセンサスアルゴリズムです。

ガス代について

イーサリアム上でETHを送信したり、アプリを使用するたびに、ガスと呼ばれる少額の手数料を支払うことになります。ガス代は、ETHの非常に小さな単位であるgwei(ギガウェイ)で支払われます。手数料はネットワークの混雑状況や処理の複雑さによって変わります。例えば、ETHの送信は複雑なスマートコントラクトの実行に比べると、ガス代は安く済みます。

ガス手数料は、ベースフィー(流通から除外される分)とチップ(ネットワーク運営者に渡される分)に分かれます。ベースフィーはバーン(焼却)されるため、ETHにおける供給量の増加が抑制されます。通常、ガス代は1ドル未満ですが、ネットワークが混雑すると高くなることがあります。Etherscanなどのサイトでガス代の推定額やネットワークの状況を確認できます。

イーサリアム2.0とは

Ethereum 2.0(別名Eth2または「Serenity」)は、イーサリアムネットワークのスケーラビリティ向上目指すもので、長く期待され続けてきた一連のアップグレードです。

Ethereum 2.0の展開は段階的に行われ、主にフェーズ0、フェーズ1/1.5、フェーズ2の3つのフェーズに分かれていました。

2020年12月に実施されたフェーズ0では、Beacon Chainが無事に導入されました。メインネットと並行して稼働し、一方向のデポジットコントラクトを通じてバリデーター(ステーカー)の受け入れに着眼したものでした。

フェーズ1とフェーズ1.5はもともと別々のフェーズでしたが、統合されました。フェーズ1ではシャードチェーンが導入され、バリデーターがPoSによりブロックを作成できるようになりました。フェーズ1.5は2021年に展開が始まり、PoWからPoSへの正式な移行が実現しました。

最終フェーズであるフェーズ2では、Ethereum 2.0が完全なシャードに対応し、公式のイーサリアムネットワークとなりました。シャードチェーンもスマートコントラクトに対応し、dAppsやその他の技術とEthereum 2.0のシームレスな統合を可能にします。

Pectra アップグレード、2025年5月

Ethereum 2.0で導入された基盤的な技術の変更を足場に、Pectraアップグレードはイーサリアムのさらなる進化の次なる大きな一歩となります。2025年5月7日にリリースされたPectraは、これまで別々に計画されていたPrague(実行レイヤー)とElectra(コンセンサスレイヤー)の2つのアップグレードを統合し、ネットワークのスケーラビリティ、ユーザー体験、ステーキング効率の向上に注力した包括的なアップデートです。

Pectraの主な特徴

  • ステーキングの柔軟性向上:PectraはバリデーターがステーキングできるETHの最大量を32 ETHから2,048 ETHに大幅に引き上げる(EIP-7251)。これにより、大口のステーカーは複数のバリデータースロットを1つにまとめられ、バリデーター管理が簡素化され、資本効率が向上する。小口のバリデーターが排除されることはない。

  • アカウントアブストラクションとスマートウォレット:このアップグレードにより、外部所有アカウント(EOA)にスマートコントラクト機能が導入される(EIP-7702)。これによりウォレットは複数のトランザクションのバッチ処理や、ETH以外のトークン(USDCなどのステーブルコイン)でのガス代の支払いができるようになり、ウォレットの使い勝手が大幅に向上し、新規ユーザーが利用しやすくなる。

  • より迅速かつ柔軟なバリデーター運用:バリデーターのアクティベーションや出庫プロセスが効率化され、アクティベーション時間が数時間から数分に短縮される。実行レイヤーでの直接出庫が可能になり、全体的なバリデーター体験が向上する。

  • ネットワーク効率とスケーラビリティの向上:ブロブスペース(blobspace)を2倍に拡大し、コールデータのコストを最適化。イーサリアムのエコシステム拡大に不可欠となる、レイヤー2ソリューションのスループット向上、トランザクション手数料の削減を実現。

Pectraは、Ethereum 2.0によるプルーフ・オブ・ステークへの移行、およびShanghaiやDencunなどの後続アップグレードに基づいて構築されています。ネットワークのインフラのさらなる改良、イーサリアムをよりスケーラブルで効率的かつ利用勝手を向上させています。このアップグレードにより、ステーキングがより快適になり、機関投資家の参加が期待されます。さらに、トランザクションの柔軟性やウォレット機能も強化され、イーサリアムの普及が進むとともに、Verkle Trees(バークルツリー)などの次世代技術の実現が見込まれます。

イーサリアムエコシステム

イーサリアムが誕生してから、数え切れないほどのアプリケーションや商品がこのプラットフォーム上で開発され、現在では世界で2番目に人気のある暗号資産となっています。以下、イーサリアムの代表的なユースケースや特徴を紹介します。

1. 分散型金融(DeFi)

DeFiとは、ブロックチェーンネットワーク上で開発された金融アプリケーションを指します。中央管理者を必要とせず、オープンでプログラム可能な金融エコシステムを提供する点が大きな特徴となっています。

具体例としては、レンディングプラットフォーム、分散型取引所、ステーブルコインなどがあります。DeFiは、金融サービスをより迅速かつ低コストなのもにし、より多くの人にアクセスできるようにすることを目指しています。代表的なDeFiプラットフォームには、MakerDAOCompound FinanceAaveUniSwapなどがあります。

2. ゲーミング

ゲーミングやバーチャルリアリティはイーサリアムネットワークにとっての大きな一部となっています。DecentralandSandboxは、仮想世界を構築したプラットフォームの代表例です。イーサリアムのブロックチェーンは、土地、アバター、ウェアラブル、その他のデジタル資産のトークン化された所有権のセキュアな管理に使われています。

3. 非代替性トークン(NFT)

非代替性トークン(NFT)は、デジタルまたは現実世界の資産をトークン化したもので、真正性と所有権の検証可能な証明として機能します。NFTは分散型アプリケーション(dApp)によって利用され、ビデオゲーム、デジタルID、ライセンス、証明書、美術品など、多様な分野でユニークなデジタルアイテムやコレクティブルの作成を可能にします。

ETH価格が下落し続ける理由

イーサリアムの価格は2025年に入って以来下落傾向が続いており、2024年12月の最高値4,100ドルから2025年5月には約1,844ドルまで下がっています。

価格下落の正確な原因を特定は困難なものの、マクロ経済の圧力や、ネットワーク活動の低下、市場センチメントなどが主な要因と考えられます。

マクロ経済の不確実性

暗号資産はリスクの高い資産とみなされているため、世界経済の状況がETH価格に影響を与えています。

  • トランプ政権の関税政策:2025年にアメリカのドナルド・トランプ大統領が発表した関税政策が市場の不確実性を生んでいる。2025年3月と4月に発表されたこれらの関税は、投資家を不安に陥れ、ETHなどのリスクの高い資産から、ゴールド(金)などのより安全な投資へとシフトさせる要因となっている。

  • 景気後退への懸念:投資家は関税戦争が米国の景気後退につながり、その結果、ボラティリティの高いETHの需要が減少することを懸念している。この「リスクオフ(回避)」センチメントにより、2025年1月以来、暗号資産市場の総時価総額は8,000億ドルも縮小している。

ネットワーク活動の低下

イーサリアムのネットワーク利用が減少し、その結果、ETHの需要低下につながっている。

  • ウォレットのアクティビティ:2025年3月には、アクティブウォレット数が33%減少し、取引数も40%減少した。

  • トランザクション手数料の低下:2025年、イーサリアムの取引手数料は過去最低を記録し、バーン(流通から削除)されるETHの数量が減少した。2024年のDencunアップグレードによりトランザクション手数料が引き下げられた結果、ETHのインフレ率が上昇している。バーンされるETHが減少し、供給のペースが需要を上回る傾向がある。

  • 競争の激化:ソラナやトロンなどの高速かつ低コストのブロックチェーンがユーザーや開発者を引きつけ、イーサリアムの市場シェアを侵食している。

清算(強制決済)と市場センチメント

個人投資家だけでなく機関投資家も含めた投資家のETHへの関心が低下しています。レバレッジポジションの清算も、価格下落を加速させました。

  • 大規模な清算:2025年3月28日に発生した1,900ドルまでの5%の急落などは、レバレッジポジションの強制清算が原因です。1日で8,870万ドル以上のロングETHポジションが清算され、下落を加速させました。

  • 現物ETFの資金流出:イーサリアムの現物上場投資信託(ETF)では、継続的な流出が見られています。2025年4月、2025年4月には2週間で9,410万ドルの純流出を記録し、4月8日だけで330万ドルが流出しました。これはビットコインETFの堅調な資金流入とは対照的です。

  • ビットコインに対するパフォーマンスの低下:ETHはビットコインに後れを取り、ETH/BTC比率は2022年以来80%下落しています。

回復の可能性

DeFiやNFTにおけるイーサリアムの役割は依然として強いものの、これらの課題に加え、ビットコインのドミナンスや広範な暗号資産市場全体の低迷が相まって、ETH価格の回復は困難となっています。価格の反発は、ネットワーク活動の改善とグローバル経済の緊張緩和が鍵となります。

よくある質問

1. イーサリアムは暗号資産なのか?

イーサリアムはプラットフォームの名前であり、イーサ(ETH)が暗号資産です。多くの人が暗号資産名としてイーサリアムと呼びますが、厳密には誤りです。

2. イーサ(ETH)の購入方法

イーサは、バイナンスなどの暗号資産取引所で購入できます。イーサリアムは、主要な中央集権型および分散型取引所で取り扱っています。信頼できる取引所でアカウントを作成し、法定通貨の入金、暗号資産の入庫後に、ETHを購入してください。

3. イーサリアムは優れた投資対象なのか?

すべての投資に言えることですが、投資対象として優れているかどうかは、リスク許容度、財務状況、目標、投資期間などによります。ETHは非常に価格変動が激しい投資であり、価格はプロジェクトの長期的なパフォーマンスや暗号市場全体の動向に左右されます。ETHがご自身にとって良い投資対象となるかは、ご自身で十分に調査してください。

4. イーサリアムはどのように収益を上げているのか?

イーサリアムは分散型プラットフォームであり、従来の組織のように収益を上げるわけではありません。しかし、ネットワークのセキュリティ維持に参加するステーカーやバリデーターは報酬を得られます。

5. ETHを現金化できるのか?

バイナンスなどの暗号資産取引所で、ETHを現金化できます。取引所のアカウントを作成し、銀行口座を連携させてください。その後、イーサリアム対応ウォレットから取引所アカウントにETHを送信し、入庫されたら売却注文を発注して、現金に引き換えて法定通貨を銀行口座に送金できます。

6. ETH を紛失した場合はどうなるのか?

銀行が関与しているわけではないため、資金の管理は自己責任です。暗号資産を購入したら、バイナンスなどの取引所で保管するか、自分の暗号資産ウォレットに保管できます。自分のウォレットを使う場合は、シードフレーズの管理が非常に重要になります。資金やウォレットへのアクセスができなくなると、暗号資産を取り戻すことはほぼ不可能です。ETHをバイナンスなどの取引所に保管している場合は、公式カスタマーサポートに連絡してください。

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