様々な注文方法の紹介
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様々な注文方法の紹介

初心者
3w ago
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概要

株や仮想通貨を取引している時、注文を行うことで市場とやりとりをします。

  • 成行注文は(その時点での市場価格で)すぐに購入するための注文方法です。
  • 指値注文は指定した価格に到達するまで約定を待つ注文方法です。

これが注文の概要です。もちろん、この2つのカテゴリーには、それぞれ異なるバリエーションがあり、どのようにトレードしたいかによって使い分けることができます。もっと詳しく知りたいですか?ここから、これらの注文方法について説明していきます。


はじめに

取引所に登録後、それぞれのボタンが何を意味しているのか気になりませんか。「Wall Street」を見終えて、株式市場の仕組みについてより深く理解しようとしているのではないでしょうか。
この記事では、取引所で資産を売買するための指示を出す「注文」について解説します。上記で簡単に述べたように、指値注文成行注文の2種類の注文方法があります。しかし、これらはコマンドの種類を説明するための表現にすぎません。 

ここからはもう少し詳しく説明をします。


成行注文 vs 指値注文

成行注文は即座に注文を約定させたい時に使う注文方法です。この注文は、実質的に今の価格で、xを行えと言っているのと同じです。Binanceを利用していて、3BTCを購入したい場合、その時点のBitcoin価格が15,000ドルだとします。3BTCを45,000ドルで購入したい場合、それよりも安い価格で購入したいと思っていない場合は、買い成行注文を使用してください。
購入しようとしている、コインを売却しているのは誰でしょうか。それを特定するには、注文板を確認する必要があります。これは取引所が指値注文のリストを持っています。指値注文とは、簡単に言うとすぐには実行されない注文のことです。指値注文は、y円で、xを行えと言っているようなものです。

この例では、別のユーザーが「Bitcoinの価格が15,000ドルになった場合、3BTCを売却」という注文を先に出していたかもしれません。つまり、成行注文を行ったら、取引所は注文板の指値注文とマッチングさせます。

成行注文を行うと、実質的には注文を作成しているのではなく、既存のものを約定して、注文板から注文を削除しています。つまり、あなたは取引所の流動性を奪っているので、テイカーになります。一方で、もう片方のユーザーは、注文板に流動性を追加しているのでメイカーになります。通常、メイカーの方が、取引所に流動性と言うメリットを提供しているので、手数料が低く設定されています。
これら2種類のプレイヤーの関係に関しては、マーケットメイカーとマーケットテイカーの説明で詳しく説明しています。取引所の仕組みについてより深く理解したい場合にも、こちらの記事がおすすめです。


成行注文について知っておくべきこと

成行注文の基本的な種類は、売りと買いです。成行注文では、取引所に対してその時点でのベストな価格で取引を行うように指示します。その時点でのベストな価格というのは、表示されている価格ではないことに気を付けてください。ベストな価格は注文板次第なので、表示されている価格とは違う価格で約定する場合もあります。

成行注文はすぐ、(もしくはできる限りすぐに)取引を行うのに適しています。これが成行注文のメリットですが、デメリットもあります。スリッページや取引所の手数料が発生するため、同じ取引でも指値で行った方が安く済みます。



一般的な注文の種類

最もシンプルな注文は、買い成行注文、売り成行注文、買い指値注文、売り指値注文です。しかし、これらの取引方法だけしか使わないと、取引の幅が狭くなってしまいます。これから説明するより高度な注文方法を活用することで、短期的にも長期的にも、市場の状況に応じて有利になるように自分のトレードを組み立てることができます。


ストップロス注文

ストップロスとは、成行注文の一種で、特定の価格で売ることを注文板外で指示することをいいます。名前が示す通り、ストップロス注文は、大きな損失を被らないようにするために設計されています。市場価格で約定するのではなく、売却する価格を設定しているので、一見すると指値注文のように見えます。しかしながら、この注文は注文板に追加されません。取引プラットフォームは、トリガー価格に達したら、その注文を成行注文として発注します。


ストップリミット注文

ストップリミット注文はトレードで発生する損失を制限するために活用できるもう1つの良いツールです。これは、前のセクションで説明したストップロス注文と少し似ていますが、追加のステップが組み込まれています。BTCが10,000ドルで取引されていたときに、9,990ドルで売りのストップロス注文を設定しておけば、価格が10ドル下がったときに保有しているBTCを確実に売却できます。

しかし、望む価格で約定できない場合もあります。ストップリミットは両方の特徴を活用して、望む価格で確実に約定するようにします。先ほどの1万ドルのBTCを例にとると、ストップリミット注文の場合はストップ価格と指値価格の2つのパラメーターを指定します。例えば、ストップ価格を9,985ドルに設定したとします。これによって、取引所は指定された指値価格(例えば、9,990ドル)で指値注文を設定します。 

もしも、価格がその水準にまで戻ってきたら、所有しているBTCを9,990ドル、もしくはそれ以上の価格で売却することになります。ただし、ストップリミット注文での注文はストップ価格に到達した後にのみ発注されます。価格が戻らないリスクは変わらずあるので、その場合BTCの価格が9,985ドルを下回り続ける限りは損切りができません。


One-cancels-the-other(OCO)注文

「One-cancels-the-other(OCO)注文」は2つの条件注文を組み合わせることができる高度なツールです。どちらかの注文が発注されたら、もう片方はキャンセルされます。BTCが10,000ドルの場合を例にとると、OCO注文を使用して、価格が9,900ドルになった場合にBitcoinを購入、もしくは価格が11,000ドルになった場合にBitcoinを売却のどちらかを実行できます。2つのうちのどちらかが先に実行されたら、もう片方の注文は自動でキャンセルされます。


有効期間とは?

注文を話すときに理解しておくべき、重要なコンセプトは有効期間です。これは、取引を開始する際に指定するパラメーターで、その注文の有効期間の条件を決定します。


Good ‘til canceled(GTC)

Good ‘til canceled(GTC)は約定、または手動で取り消すまで、取引を継続することを指示します。一般的に、仮想通貨取引所プラットフォームのデフォルト設定はGTCです。 

株式市場では、取引日の終わりに注文をクローズするという方法が一般的です。しかし、仮想通貨市場は24時間365日稼働しているため、GTCの方が普及しています。


Immediate-or-Cancel(IOC注文)

IOC(Immediate-or-Cancel)注文は、注文のうち即座に約定されない部分はキャンセルするオプションです。10,000ドルで10BTCの購入注文を出したのに、その約定価格では5BTCしか購入できなかったとします。この場合、5BTCだけ購入できて、注文の残りはキャンセルされます。


Fill-or-Kill(FOK注文)

FOK(Fill or Kill)注文は、すぐに約定されるか、強制終了される(キャンセルされる)かのどちらかです。10,000ドルで10BTCを購入する注文があったとしても、この注文が部分的に約定されることはありません。10BTCを購入するという注文が完全にその価格ですぐに約定しない限りは、この注文はキャンセルされます。


まとめ

注文種類をしっかりと理解することは良いトレードを行うために必須です。損失の可能性を制限するためにストップロス注文を使用する場合でも、異なる結果を同時に計画するためにOCO注文を使用する場合でも、利用可能なトレーディングツールを理解することは不可欠です。 

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