Audius (AUDIO) とは?
目次
はじめに
Audiusとは?
Audiusの仕組みとは?
AUDIOとは?
セキュリティ
ガバナンス
機能へのアクセス
Audiusと他のストリーミングプラットフォームとの比較
バイナンスでAUDIOを購入する方法
まとめ
Audius (AUDIO) とは?
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Audius (AUDIO) とは?

Audius (AUDIO) とは?

初心者
Published Dec 24, 2021Updated Jan 20, 2022
7m

概要

Audius (AUDIO) は、ブロックチェーンを利用した分散型の音楽ストリーミングプラットフォームです。このプロジェクトは、アーティストやキュレーターが自分の音楽作品をコントロールできるようにすることを目的としています。アーティストがAudiusにコンテンツをアップロードすると、作品の不変的な記録を作成することができ、その記録はノードの分散型ネットワークによって保護されます。

Audiusは、アーティストとファンを直接つなぐことで、従来の音楽業界の中間業者を排除します。アーティストは自分の音楽を単独で所有し、プラットフォーム上でどのようにマネタイズするかを決めることができます。音楽を無料で配信したり、ファンのために独自の料金を設定して限定コンテンツをアンロックしたりすることができます。

他の音楽配信サービスとは異なり、アーティストの収入の一部がAudiusの取り分になることはありません。音楽キュレーターは、Audiusのネイティブ仮想通貨であるAUDIOで収益の90%を受け取ることができます。残りの10%は、Audiusのネットワークをサポートしているステーカーに贈られます。

AUDIOはERC-20トークンであり、Audiusのガバナンストークンとしても機能します。保有者は、自分の「AUDIO」をステークして、ネットワークの安全を確保したり、Audiusのガバナンスに参加したり、限定コンテンツにアクセスしたりすることができます。ステーキングによって、AUDIOの報酬を得ることもできます。


はじめに

音楽配信プラットフォームの台頭により、音楽を聴くことがこれまで以上に身近になりました。しかし、アーティストは従来の音楽業界において、収益性や透明性が低く、コンテンツの配信や販売方法のコントロールが最小限であるといった課題を常に抱えていました。Audiusは、音楽クリエイターに力を与え、ネイティブトークンであるAUDIOを通じてコンテンツの収益化を支援することで、これらの課題に取り組むことを目指しています。


Audiusとは?

Audiusは、完全に分散化された音楽ストリーミングプラットフォームであり、リスナーはネイティブトークンであるAUDIOを通じてアーティストを直接サポートすることができます。2021年12月現在、Audiusは月間約600万人のユニークユーザーを抱え、10万人以上のアーティストをホストしています。

2018年にForrest BrowningとRoneil Rumburgによって共同設立されたAudiusは、中間業者とレコードレーベルの障壁を取り除くことで、従来の音楽産業モデルに革命を起こしています。他のストリーミングプラットフォームのように、アーティストの収入は曲の再生回数で決まるわけではありません。Audiusは、アーティストに自分の音楽の独占的な所有権を与え、その作品をどのようにマネタイズするかをアーティストが決めることができます。Audiusによると、音楽キュレーターは収益の90%をAUDIOトークンで受け取ります。そして、残りの10%はAudiusネットワークを支えるノードオペレーター (ステーカー) にお支払いされます。

Audiusは、レイヤー2ブロックチェーンプロトコルで、当初はEthereumサイドチェーンの「POAネットワーク」と呼ばれるものをベース上に構築されていました。コンテンツをストリーミングする需要の増加により、Audiusはスケーリングの問題に直面し、2020年にコンテンツ管理システムをSolanaブロックチェーンに移行し、パフォーマンスを強化することを決定しました。しかし、そのネイティブトークンであるAUDIOは、Ethereumブロックチェーン上に残っています。AUDIOはERC-20のガバナンストークンで、ネットワークの変更やアップグレードに関連する提案に対して、ステーカーが投票することができます。また、「AUDIO」のコインをステークすることで、特別な機能をアンロックすることができます。


 画像はAudiusサイトより

Audiusの仕組みとは?

Audiusは、音楽の権利、ロイヤリティ、所有権など、アーティストが音楽業界で直面している課題を解決し、誰もが自由に音楽を配信、収益化、ストリーミングできるようにすることを目指しています。アーティストと観客の間の仲介者を排除し、プラットフォーム上で直接交流できるようにしています。

Audiusは、従来の音楽業界のチャンネルとは異なり、楽曲の再生回数だけでアーティストに報酬をお支払いすることはありません。再生回数に加えて、アーティストのプラットフォーム上での活動、ファンとの関わり方、ユーザーからの全体的なエンゲージメントも考慮しています。

Audiusでは、アーティストが自分の楽曲をアップロードし、分散型のノードで配信することができます。Audiusには、アーティストが自分の作品の所有権を誰かに渡すことなく、オーディオコンテンツから収益を得る方法がいくつかあります。ウィークリー・トレンド・トラックのトップ5、ウィークリー・トレンド・プレイリストのトップ5、マンスリーAPIアプリのトップ10、ソーシャルメディアアカウントが承認された後のファースト・トラックのアップロードに成功すると、AUDIOを入手することができます。

また、Audiusでは、アーティストがアーティストトークンを通じてコミュニティに参加することができます。アーティストトークンを持っていると、未発表曲やリミックスコンテストなど、トークンで制限されたコンテンツに独占的にアクセスすることができます。また、Audiusは、ファンとのソーシャルエンゲージメントの度合いやリスナーの数に応じて、アーティストにAUDIOトークンを配布することも予定しています。

将来的にAudiusは、ファンが有料コンテンツをアンロックするために、USDTやその他のステーブルコインのサポートを追加する予定です。


AUDIOとは?

Audiusトークン (AUDIO) は、Audiusプロトコルを動かすネイティブトークンです。AUDIOはAudiusのエコシステムにおいて、主に以下の3つの機能があります。

  • ネットワークの安全性確保
  • ガバナンストークン
  • 特別な機能やコンテンツへのアクセス

AUDIOはERC-20トークンで、初期総供給枚数は10億枚、発行上限は決まっていません。2021年12月時点で、すでに5億枚以上のAUDIOが流通しています。


セキュリティ

Audiusのネットワークは、分散型のノードによって保護されています。誰でも、 AUDIOトークンを保有し、ステークすることで、ノードオペレータになることができます。ステークする枚数が多ければ多いほど、ファンが音楽コンテンツを発見するのに、そのステーカーのノードを使う可能性が高くなります。プロトコルの運用を支援することで、継続的なトークンの発行や集約された手数料プールからAUDIOを得ることができます。

Audiusにはコンテンツノードとディスカバリーノードの2種類のノードがあります。コンテンツノードは、アーティストに代わってコンテンツをホストし、保護し、管理します。アーティストはコンテンツノードとして、自分のコンテンツをホストすることもできますが、それはオプションです。ディスカバリーノードは、Audiusのコンテンツ台帳にアップロードされたメタデータや音楽をインデックス化し、ファンがアーティストや楽曲を素早く検索できるようにします。

ネットワーク上のノードは、アーティストの作品のスナップショットを継続的にブロックチェーンに送ります。これにより、コンテンツにタイムスタンプ付きの不変的な記録を生成することができます。


ガバナンス

AUDIOは、ガバナンストークンとしても機能します。前述の通り、AUDIOのステーカーは、コンテンツノードやディスカバリーノードとしてネットワークの運営に参加することができます。もしユーザーが今後のネットワークアップデートの提案に投票したいのであれば、ネットワークのために継続的に価値を創造することでガバナンスパワーを得ることができます。

Audiusでは、ステーカーが議案を提案するのに、必ずしもノードを実行する必要はありません。プロトコルに対する提案を、コミュニティで共有することが推奨されています。AUDIOトークン1枚に対して、1票の投票権が与えられます。AUDIOの報酬は、アーティスト、ファン、ノード運用者の3者が分散型の音楽ストリーミング体験を満喫するためのインセンティブと一致しています。


機能へのアクセス

AUDIOトークンを使用することで、ファンやアーティストはプラットフォーム上の限定機能をアンロックすることができます。アーティストは、AUDIOを活用することで、ファンベースを増やし、ファンとより良い関係を築くことができます。AUDIOをステークすることで、アーティストはコンテンツ配信ツールにアクセスし、アーティストトークンをファンに配布することができます。アーティストトークンを持っているファンは、未発表曲の視聴やリミックスコンテストへの参加など、アーティストのコンテンツへの限定アクセスやユニークな体験をアンロックすることができます。

Audiusウォレットに一定枚数のAUDIOを保有しているユーザーは、4つのVIPティアをアンロックして追加の特典を楽しむことができます。保有するAUDIOの枚数が多ければ多いほど、より高いVIPティアの特典を受けることができます。VIPティアの最低基準に達すると、ユーザーはプロフィールバッジを獲得でき、新機能がリリースされると同時にアクセスできるようになります。各ティアの要件やメリットは、コミュニティガバナンスによって変更することができます。


Audiusと他のストリーミングプラットフォームとの比較

AudiusがSpotifyなどの他のストリーミングプラットフォームと大きく異なる点は、ブロックチェーン技術を活用して、分散型で運営されている点です。これにより、アーティストやコンテンツ制作者は、自分のコンテンツをよりコントロールしながら音楽を共有することができます。

共同設立者によると、このプラットフォームの収益の90%は、アーティストに直接支払われます。従来の音楽業界の一般的な数字では、アーティストには12%しか行き渡らないのに比べ、Audiusではアーティストがより妥当な報酬を得ることができます。

もうひとつの違いは、Audiusは、アーティストやファンなどのAUDIOトークン保有者をネットワークの意思決定に参加させていることです。AUDIOトークンを1枚持つことで、プロトコルのガバナンスに参加するための1票を得ることができます。また、他の音楽配信サービスでは見られない、プラットフォームの変更案への賛否を投票することができます。

また、Audiusはアーティストのファンベースやコミュニティの育成を支援する能力があることを示しています。音楽ストリーミングプラットフォームとしては初めて、動画ストリーミングソーシャルメディアプラットフォームであるTikTokと提携しました。今回の提携により、TikTokユーザーはAudiusプラットフォーム上の楽曲を自分の動画に直接追加することができるようになります。TikTok以外にも、Audiusはブロックチェーンゲーム「DeFi Land」と、ゲーム内のメタバースにFMラジオタワーを設置する形で統合しており、アーティストのプロモーションに役立つ可能性があります。

 画像はAudiusサイトより

バイナンスでAUDIOを購入する方法

AUDIOは、バイナンスなどの仮想通貨取引所で購入することができます。

1. バイナンスのアカウントにログインし、トップバーの [トレード] でクラシックまたはアドバンスドのトレードページを選択します。このチュートリアルでは、[クラシック] を選択します。

2. 次に、検索バーに「AUDIO」と入力すると、バイナンスで利用可能な取引ペアの一覧が表示されます。ここでは、AUDIO/BUSDを例に説明します。クリックすると、AUDIO/BUSD の取引画面が表示されます。


3. スクロールダウンして [現物] ボックスに移動します。購入したいAUDIOの枚数を入力してください。この例では、成行注文を使用します。[AUDIO 購入]をクリックして注文を確定すると、購入したAUDIOが現物ウォレットに表示されます。



まとめ

Audiusは、一見すると他の音楽ストリーミングサービスと変わらないかもしれませんが、音楽業界やアーティストに新たな可能性をもたらします。また、ブロックチェーンアプリケーションが、実生活とメタバースの両方で、私たちの生活のさまざまな側面に利用できることを示しています。