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イニシャルDEXオファリング(IDO)

イニシャルDEXオファリング(IDO)

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イニシャルDEXオファリング(IDO)とは、ブロックチェーン上で行う資金調達方法の1つです。これは直接、分散型取引所(DEX)で公開トークンセールという形態で行われます。中央管理機関が運営するICO(Initial Coin Offering)などの従来の資金調達方法とは異なり、IDOでは、即時取引、流動性、公正な価格発見が整う非中央集権な環境となる分散型取引所(DEX)にて資金調達が行われます。
通常、IDOのトークン発行者は分散型取引所上に流動性プールを用意します。流動性プールとは、スマートコントラクトでロックされたトークンが集まったもので、これを対象に取引します。この場合、ICOで資金調達をする新しいトークン、そして新しいトークンの購入に使用されるトークン(Ether(ETH)やBNBなど)がペアになります。従来の資金調達方法とは異なり、取引はブロックチェーン上のスマートコントラクトを介して直接かつ自動的に実行されます。
IDOには、暗号資産ウォレットを通じて直接参加できます。中央集権的な仲介者は必要ありません。人気のあるIDOプラットフォームには、UniSwapPancakeSwap、そしてSushiSwapなどがあります。

ただし、IDOへの参加にはリスクが伴います。他の投資と同様、IDOで購入したトークンの価値が上がらず、ゼロになる可能性もあります。さらに、IDOを通じて開始されるプロジェクトの全てが完成済みというわけではなく、中には詐欺の可能性すらあります。暗号資産に関連する投資をする前には、十分に調査することが不可欠です。

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