DYORは、Do Your Own Research(自分自身での詳細調査)の略で、暗号資産の情熱的な支持者がよく使うフレーズです。しかし、この略語は暗号資産にだけ当てはまるアドバイスではありません。誤った情報がとてつもないスピードで簡単に広ま得る点からも、この用語はインターネット全体でよく使われています。
DYORのコンセプトは、暗号資産における無知な投資家の数を減らすことを目的としています。DYORは、その暗号資産を購入しそのプロジェクトを支援する理由を正確に答えられるよう、投資する前に暗号資産を自分自身で調査し、中身を理解することを奨励するものです。
この用語は、暗号資産トレーダーや情熱的な支持者がソーシャルメディア・プラットフォームで投稿し、市場分析を共有する際の免責事項としてもよく利用されます。
価格上昇に好影響を与えることを狙い、自ら所有しているコインを喧伝する(買い煽る)傾向がよくみられます。シリング(Shilling)、サクラ、ちょうちん持ちとして知られています。こうした買い煽りと偏見のない投稿の違いを区別するのは困難な場合が多くなります。暗号通貨を購入する際には、他の誰かが価値があると言ったからだけでなく、投資する前に自分で判断することが重要です。