Ledger Nanoをバイナンススマートチェーン (BSC) に接続する方法
目次
はじめに
Ledger Nanoとは?
コールドストレージデバイスとは?
Ledger LiveでBinance Smart Chainのアカウントを設定する
Ledger Liveアプリは、すべてのBEP-20トークンをサポートしているのか?
サポートを受けていないBEP-20トークンの残高にアクセスします
まとめ
Ledger Nanoをバイナンススマートチェーン (BSC) に接続する方法
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Ledger Nanoをバイナンススマートチェーン (BSC) に接続する方法

Ledger Nanoをバイナンススマートチェーン (BSC) に接続する方法

初心者
公開済 Sep 10, 2021更新済 Sep 1, 2022
6m

概要

Ledger Nano SとLedger Nano Xは、秘密鍵や仮想通貨を安全に保管するためのコールドストレージデバイスです。これらのハードウェアウォレットは、インターネットに接続することなく、秘密鍵をハッカーから安全に保護します。

Ledger Nanoデバイスは、Ethereum、Tron、バイナンスチェーン、Solana、バイナンススマートチェーン (BSC) など、複数のブロックチェーンに対応しています。この記事では、Ledger NanoをBSCに接続する方法をご紹介します。必ずLedger Liveをダウンロードし、ブラウザにMetaMaskをインストールしてください。


はじめに

Nano Ledgerで自身の仮想通貨やデジタル資産を保護した場合は、バイナンススマートチェーンで動作するように設定する必要があります。任意でBEP-20トークンをデバイスに保管することができますが、トークンが表示されていない場合、トランザクションやUIに表示させるために手動でサポートを追加する必要があるかもしれません。


Ledger Nanoとは?

Ledger Nano SとLedger Nano Xは、Ledger社のコールドストレージ・ハードウェアウォレットです。USBでコンピュータに接続してトランザクションを行い、ウォレットに保存されている仮想通貨を管理することができます。これは、Ledger LiveアプリまたはMetaMaskを介して行われます。各デバイスには、小さなスクリーンと、ディスプレイを操作するためのボタンが付いています。


コールドストレージデバイスとは?

 ハードウェアウォレットは、秘密鍵を保管するための安全性の高いデバイスです。お客様が保有している すべてのウォレットオプションの中で、最も安全なものです。お客様の 秘密鍵は、いかなる場合でもインターネット上に公開されることはなく、誰かにハッキングされたり、盗まれたりする可能性は大幅に減少します。ただし、デバイスを紛失した場合に備えて、デバイスを物理的に安全な場所に保管し、秘密鍵のバックアップを取っておく必要があります。


Ledger LiveでBinance Smart Chainのアカウントを設定する

1. まだLedger Nanoを設定していない場合は、デスクトップまたはモバイル機器にLedger Liveアプリをダウンロードし、Ledger.comの設定手順に従ってください。Ledger Liveを開き、デバイスをUSBで接続します。Ledger Liveでは、コールドストレージデバイス上の仮想通貨を異なる ブロックチェーン上で管理することができます。

2. アカウントタブに移動し、[アカウントの追加]をクリックします。すると、BSCというオプションが表示されます。[バイナンススマートチェーン]を選択し、[続ける]をクリックします。

3. これでLedger Liveがお客様のBSCアカウントを作成しました。次に、[受信]タブに移動します。

4. BSCアカウントを選択してから[続ける]をクリックしてください。

5. これで、LedgerデバイスとLedger Liveアプリにバイナンススマートチェーンアドレスが表示されるはずです。このアドレスは、 BEP-20トークンにのみ対応しています。 また、 BEP-2トークンやバイナンスチェーンには対応していません。 
6. ご使用のデバイスの アドレスを同様に検証し、[続ける]をクリックします。

 

Ledger Liveアプリは、すべてのBEP-20トークンをサポートしているのか?

お客様のNano Ledgerは、BEP-20トークンを承認することが可能ですが、最初は残高に表示されない場合があります。トークンは安全に保管され、あとはLedger LiveやLedgerデバイスに表示されるように技術的な詳細を追加するだけです。

Ledger Liveでは、BEP-20トークンを3種類の方法で表示しています:

  • 残高金額とその値をフィアットで表示。これは完全にサポートされているトークンの場合です。
  • 残高があるだけで、不動の価値はありません。これは、セミサポートトークンのためのものです。
  • 残高がなく、フィアットの価値もない状態。これは、サポートされていないトークンのためのもので、トークンの詳細を自身で追加する必要があります。 

BEP-20トークンをNano LedgerのBSCウォレットに送信しましたが、Ledger Liveで残高を確認することができない場合は、BscScanで再確認することができます。BscScanにアクセスし、Ledger NanoのBSCアドレスをコピーしてください。左側の[トークン]ドロップダウンボックスをクリックすると、残高が表示されます。


サポートを受けていないBEP-20トークンの残高にアクセスします

お客様のLedger Nanoには、あらゆるBEP-20トークンを格納することができますが、BSCエコシステムのすべてのBEP-20トークンがお客様のLedger Nanoにネイティブに表示されるわけではありません。このため、サポートされていないBEP-20トークンを管理するには、MetaMaskのようなウォレットをLedger Nanoと一緒に使用する必要があります。

1. まだChromeやFirefoxなどのサポートブラウザに MetaMaskがインストールされていない場合は、同社のウェブサイトにアクセスし、対応する拡張機能をインストールしてください。
2. MetaMaskウォレットを作成するか、既存のMetaMaskウォレットにログインします。ウォレットの作成は簡単です - ただ、お客様の シードフレーズのバックアップを、インターネットに接続されていない安全なデバイスに保存しておいてください。
3. 次に、私たちの MetaMaskとバイナンススマートチェーンの接続ガイドに従う必要があります。そのためには、以下のカスタマーRPCを追加する必要があります:

メインネット

ネットワーク名: スマートチェーン

新しいRPC URL: https://bsc-dataseed.binance.org/

チェーンID: 56

シンボル: BNB

ブロックエクスプローラーURL: https://bscscan.com

チュートリアルの完了後、ステップ4に戻ります。

4. Nano Ledgerをコンピュータに接続してから、デバイスのバイナンススマートチェーンアプリを開きます。バイナンススマートチェーンのアイコンを検索して、Nano Ledgerのボタンを両方同時に押すことでできます。

5. Nano Ledgerに接続されたLedger Liveアプリを開きます。 

6. MetaMaskの[設定] - [アドバンスド]で、[Ledger Liveの使用]をオンにしてください。お客様のNano Ledgerは、MetaMaskのアカウントとして表示されます。

7. 次に、サポートされていないBEP-20トークンのコントラクトアドレスを、カスタムトークンとしてMetaMaskに追加する必要があります。

8. CoinMarketCapまたはGoinGeckoでコインを検索すると、BEP-20トークンのコントラクトを発見することができます。下のボックスにコピーすべき情報が表示されます。また、[十進法]フィールドも必ず注意してください。


9. MetaMaskのLedger Nanoアカウントで、バイナンススマートチェーンが選択されているのを確認し、[資産]タブをクリックします。一番下までスクロールして、[トークンの追加]をクリックします。


10. トークンコントラクトアドレスを十進法でコピーします。通常、MetaMaskが残りの詳細を記入してくれます。[トークンシンボル]フィールドは、お客様のウォレットとNano Ledgerに表示させたい仮想通貨のティッカーシンボルです。この例では、 CAKEとなります。最後に [次へ]をクリックします。


これで、Nano LedgerにBEP-20トークンのサポートが追加されました。トークンを自身のウォレットに移す場合は、トランザクション手数料用にBEP-20 BNBを用意しておきましょう。


まとめ

ハードウェアウォレットを使用することで、仮想通貨のセキュリティを大幅に向上させることができます。HODLerであれば、デバイスをコンピュータに接続する必要はあまりないでしょう。仮想通貨を購入し、デバイスに接続することなく、デバイスのアドレスに仮想通貨を送信することができます。取引やステーキング、あるいは 分散型金融 (DeFi) DAppsなどで定期的にアクセスしている場合でも、Ledger LiveやMetaMaskでウォレットを使用する際には、デバイスを接続するという追加のステップが必要になります。どのような仮想通貨保有戦略であっても、デバイスとシードフレーズを安全に保管する限り、BSCでハードウェアウォレットを使用することにはほとんどデメリットがありません。